「すっごい、美味しい」
ワインは好きで、聞いた事はあったが、
一度も口にした事もないアイスワインの美味しさに感動していた。
「このワイン、ボトルで用意できる?」
慎也が白鳥さんに話しかける。
白鳥さんがサービスしてくれたのは、当然グラスワイン一杯、
それをボトルを買って、追加ようと言う訳だ。
「え・・ええ可能ですか」
そう言って、始めて顔を濁し、ソムリエと顔を見合わせる。
ソムリエと少し話しをして、白鳥さんは、慎也に向き合う。
「こちらのワインはボトルですと12万円になりますが、
よろしいでしょうか?」
「ああ、構わないよ」
あっさり慎也は承諾。
私は心の中で「えー」と声を上げる。
グラスワインとは言え、12万のワインをサービスする白鳥さんも、
そのワインをあっさりボトルで買っちゃう慎也も、別世界のよう。
ここで止めると、逆に慎也に恥じをかかせると思って、
笑顔で嬉しいと言いながらも、心の中で、凄すぎると呟いていた。
ワインは好きで、聞いた事はあったが、
一度も口にした事もないアイスワインの美味しさに感動していた。
「このワイン、ボトルで用意できる?」
慎也が白鳥さんに話しかける。
白鳥さんがサービスしてくれたのは、当然グラスワイン一杯、
それをボトルを買って、追加ようと言う訳だ。
「え・・ええ可能ですか」
そう言って、始めて顔を濁し、ソムリエと顔を見合わせる。
ソムリエと少し話しをして、白鳥さんは、慎也に向き合う。
「こちらのワインはボトルですと12万円になりますが、
よろしいでしょうか?」
「ああ、構わないよ」
あっさり慎也は承諾。
私は心の中で「えー」と声を上げる。
グラスワインとは言え、12万のワインをサービスする白鳥さんも、
そのワインをあっさりボトルで買っちゃう慎也も、別世界のよう。
ここで止めると、逆に慎也に恥じをかかせると思って、
笑顔で嬉しいと言いながらも、心の中で、凄すぎると呟いていた。



