そして2時間の学科講習が終わり


帰り際周りを確認していた



あの人いないかな…って

また担当にならないかなって




名前も知らない先生


しかも歳だって離れてる


彼女いそうだし


瑠亜なんかがアプローチしたって無意味だよね




「瑠亜ぁ!はやく行くよ」


『あっ、待って!』


鈴花の声で我に返り駆け足で自動車学校をあとにした