芽生はある日V系バンドを勧めてきた。
V系には一切興味はなかったけど、芽生とは音楽の趣味が合うから「芽生が好きな曲なら」と聴いた。
そこは知らない世界だった。激しいだけじゃない。私の心を読むように、言葉にならない言葉を代弁して歌っているバンドマンは一言では上手く表せなかった。
聴き終えて放心状態の私に芽生は、バンド名を書いたメモをくれた。
家に帰った私は心の友である携帯ですぐにそのバンドを調べた。
でも、昼間芽生が教えてくれた曲以外はなんとなくイマイチでがっかりした。
そんなときに、おすすめに気になるバンド名を見つけた。
「シンフォニア」
なんとなくその響きが好きで思わずMVを再生した。
V系には一切興味はなかったけど、芽生とは音楽の趣味が合うから「芽生が好きな曲なら」と聴いた。
そこは知らない世界だった。激しいだけじゃない。私の心を読むように、言葉にならない言葉を代弁して歌っているバンドマンは一言では上手く表せなかった。
聴き終えて放心状態の私に芽生は、バンド名を書いたメモをくれた。
家に帰った私は心の友である携帯ですぐにそのバンドを調べた。
でも、昼間芽生が教えてくれた曲以外はなんとなくイマイチでがっかりした。
そんなときに、おすすめに気になるバンド名を見つけた。
「シンフォニア」
なんとなくその響きが好きで思わずMVを再生した。



