「おいてくなメガネザル」 とよわよわしい声が聞こえる この声って…? ゆっくりと振り返ると やっぱり… 白い肌 短い黒髪 似合わない茶色のマフラー 漂うイチゴの香り 短すぎるスカート 整いすぎる美人な顔 「秋っ…」 そこにいたのはほかの誰でもなく 大好きな秋だった