スーパーモテ子とメガネザル




いつのまにか

私の机を囲んでいた男たちも

私がぼーっとしてることに気づいて

机から不思議そうに離れていく



朝のざわついた教室


でも…


そんなのも気にならないくらい

嫌でも聞こえてくる


会話…



「ねぇっ…眼鏡はずしてみて?」



ってブリっ子な声が余計

高くなる…



「えっ??いいけど…」



というメガネザルの

ご機嫌な声…



なによ…


メガネザルのくせに…


私以外の女の子に

べたべたしちゃって…



イラつく…




もうっ…

許さないんだから