いつものなじみの喫茶店につき二人して喫茶店のおススメパスタをすすりながら話を続ける。




「さっきの上級生の噂話だけれど、驚くなよ。この高校に部活があるっていうんだよ。」




「は?そんなんなわけがないだろう。担任のあの態度といえ部活動があればつぶしかねないと思うが・・・」




「俺も本当にあるかはわからないさ。でもあったら面白くないか?学校方針で暗黙の了解ともされている”部活動が認められない”ことに立てつく生徒がいるんだろう?」




二人は同時ににやける。幼馴染なだけに息ぴったりだ。二人は家も隣同士で親同士も親しく家族ぐるみの付き合いも長い。




「だがその部活の存在はどうやってあぶりだす?」




「それは、噂の出所を調べてみたらどうだ?」




「それはいい」




二人は早速作戦という名の悪だくみを立てるのであった。