入学式の少し前ーーーーーーーーーーーーーーー
2.3年生は授業の中、4人のメンバーだけはある一室でお茶を飲んでいた。
「生徒の中である噂が流れているみたいだ。」
教室の1番後ろで社長室みたいな椅子に座ってる男子生徒が話す。
「ある噂?」
「そう、この高校にありもしない部活があると…」
「えー!それじゃ徐々に広まりつつあるんだね〜!」
「これは誠に喜ばしいことだ。俺たちがしていることが早く伝わればいいのだが。」
「そうだね。でもその前に今日は入学式だよ!」
「一年生の中のトップ1.2位が推薦という名の強制的に生徒会に入れさせられるあれね。」
「そのことだが、俺たちが直接勧誘するから手を引いて欲しいと先生方にお願いしてきた」
「なんで〜?」
「その方がどれほどの玉か見極められる」
「結構ストイックだね〜でもそういうのも楽しそう。」
「では、入学式の挨拶に出向くとするか。今年の新入生のために。」
一室は電気を消され4人は体育館へ向かった。