「あっ、そういえば杏珠に聞きたいことあったんだ!この前読んでた小説ってなんてタイトルだっけ?」
美咲が杏珠に質問した。
「もしかして『ウェポンマジックファンタジー』の事?」
「そうそう、それそれ!それね、ゲーム出るらしいよ!」
「「「「ゲーム!?」」」」
私、香恋、千夏、杏珠が反応した。そう、私たちはゲームが大好きだ。
香恋は「えっ?いつ?」
千夏は「アプリなの?」
私は「ゲーム機とか買わなきゃいけないの?」
などと質問攻めをした。
「みんなで質問したら、美咲が困ると思うよ?」
興奮していた私たちを、杏珠が止めてくれた。
「サンキュー杏珠!でも大丈夫!で、さっきの質問だけど、スマホで出来て、リリースは・・・明日だって!」
「「「「「明日!?」」」」
この時ばかりは、さすがの杏珠も冷静ではいられないようだった。みんなゲームと聞きやる気満々だ!

「この本って私も読んだけど、確かパーティー組めるよね?この5人でパーティー組まない?」
私はみんなに提案した。
「良いね!組もう!」
美咲が真っ先に賛成してくれた。
「どんなゲームなんだろう?」
と、千夏はワクワクしてる。
「魔法とか武器で敵をやっつける冒険系だよ。」
私は千夏に説明した。
「「楽しみね。」」
香恋と杏珠も早く遊びたいようだった。