「…ピピピピピ…ピピピピピ…ピピピピピ…」
もう太陽ものぼってる天気も良くて、すがすがしい朝に携帯のアラームが鳴り響く

「…ピピピピピ…ピピピピピ…」 「ポチ」
まだ夢心地な私
自分でかけたアラームを苛立ちながらも無意識で止める。


……「…ザー…ザー…ザー…」
ここは夢の中。
砂浜に寝転んでいて海が波打っている音がする

「…ザー…ザー…ザー…」
気持ちいいなぁ
ずっとこのままこうしていた…い…


……「ピピピピピ…ピピピピピ…ピピピピピ」
朝が苦手な私は数分おきにアラームをセットする


「…もう…7時半か…」
眠い。。もうちょっとだけ寝た…い…


ん??


「7時半?!!!!!!」

瞬時に目を覚ます。それと同時に起き上がる。

「やばい!!」
ダッシュで着替える。
ササッと身なりを整えてそそくさと家を出る。


私の朝はいつもこう
朝が苦手だからギリギリまで寝たい
が、いつもギリギリまで寝てしまう為
遅刻もギリギリ(笑)


ご飯も食べずに会社に向かう。

食べずに…なんて言っちゃうけど本当は行き道にコンビニに寄っておにぎり購入(笑)

お昼の弁当も買って、お茶買って…
運転しながら流し込む


「今日は車混んでるな…」
私の家から会社までだいたい30分くらい
何事もなかったら仕事には充分間に合う

まだ眠い目をこすりながら
ササッとすませた身なりを
ルームミラーを見ながら整える


「…今日は人数ちゃんといるかなぁ…」

私は介護施設で働いている
もうすぐ5年目
まだまだ新米のぺーぺーちゃん

先輩職員におんぶにだっこしてもらって


と、言いたいところだか
人も少ない上、年配のパートさんが多く
指揮を取らずには仕事が進まない。

かと言ってなにかと文句を付けてくる奥様方…
私も我が強いもんだから
時には衝突してしまうことも…(笑)


「メンバー次第だなぁ〜」
仕事に向かう時ほど憂鬱なドライブは無い。