お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




はぁ……仕方ない。



こうやって、たたまないうちにどんどん洗濯物たまっちゃうと、また着るものないとか言い出しそうだし。



こうやってなんでもかんでもやってあげて、甘やかしちゃうのよくないんだろうけど。


カゴをひっくり返して、中の洗濯物がドサッと落ちる。

そのとき視界にバスタオルが2枚入ってきた。


あ、たしかもうバスタオルないから持っていってあげないといけないんじゃ。

これじゃお風呂から上がっても身体拭けないじゃんって思って、急いで脱衣所へ。


何も考えずに、ガラガラッと脱衣所の扉を開けてしまった。


「……あれ、覗き?」

「へ……?」


はっ、しまったぁぁ。
なぜ先輩がお風呂入ったのを確認してから中に入らなかった!?


ってか、なんでまだお風呂の中に入ってないの!?