お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




***


そして、結局先輩の家のお風呂を借り続けることになって、3日ほどが過ぎた。


修理業者さんが来るのは予定だと明日。

なので今日もお風呂を借りることに。


今日はお風呂が終わった後、先輩の分の晩ごはんを作るついでに、わたしもここで一緒に食べることになっている。


お風呂セットは持ってきてあるし、準備は万端。



「んじゃ、先入るけどいーの?」

「わたしは後で大丈夫です」


先輩がお風呂に行ってから、ふと部屋の隅に置かれている洗濯物が入ったカゴが視界に飛び込んできた。


先輩ってば、また洗濯物たたんでない。
昨日たたんでおいてくださいって言ったのに、1枚もたたまれた形跡すらない。