舐められてゾワってするし、
たまに軽く吸われて、感じたことない感覚に身体がおかしくなりそう。
「や……だ……っ」
無い力で押し返すけど、びくともしない。
「……杞羽チャン。
そんな可愛い声出しちゃ逆効果」
やだやだ、こんな慣れてる先輩の思い通りにされたくないって思うのに。
身体がその意思に反して全然抵抗できなくなってくる。
「ぅ……っ、……あっ」
ついに力が入らなくなって膝から崩れたけど、先輩がとっさにわたしの身体を支えた。
「……っと。危ないね」
このまま解放してくれたらいいのに。
離れることを許してくれない。
「杞羽の反応すごくいいからもっとしたくなる」
「ひゃぁ……っ、み、耳元で話さないで……っ」
耳たぶのあたりに先輩の柔らかい唇が当たってくすぐったいし、腰のあたりが勝手にビクッて跳ねる。
