お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




「これなら……何されても文句言えないよ」


先輩の細くてきれいな指先が、なんでかバスタオルを引っ張ってくる。


「ま、待ってください……っ。
そのバスタオル取っちゃダメ……です」


これを剥がされたら、何も身にまとっていないからなんとしても阻止しなきゃいけない。


「ねぇ、知ってる?」

「な、何を……っ」


わざと耳元で話して、
フッと息を吹きかけられて、身体がピクッと跳ねて。



「ダメって言われるとやりたくなるの」


その瞬間、首筋に柔らかい感触が。
少し湿った唇と、生温かい舌がツーッと舐めてきて

思わず先輩のシャツをギュッと握る。


「……ぅ……やっ」


「……身体反応しちゃって。気持ちいい?」


変な声が抑えられないし、
身体が熱くて、力を込めてもだんだん抜けていく。