お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




アイロンをかけ終えて、ダッシュで先輩の部屋へ。


「って、なんで上何も着ないでごはん食べてるんですか!!」

シャツが出来上がるまで、何か着てごはん食べればいいのに、なぜそのまま食べてるの!?


「面倒いしお腹すいたから」

「もうっ!!じゃあ、早くこれ着てくださいっ!」


呑気にごはんを食べている先輩にシャツを着せてあげる。


「ねー、杞羽」

「なんですか?」


「トマト嫌い」

「はい??」


「だから食べて」

「んぐっ!!」


いきなりトマトを口の中に入れられて、変な声が出ちゃったし。


「これからサラダにトマト入れないで」

「好き嫌いはダメですよ」


「別にトマト食べなくても死なないし」


言い訳が子どもみたい。
ってか、先輩って本当に18歳なのって思うくらい子どもっぽい。