お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




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こんな感じで、ずっと先輩のお母さんとお話しさせてもらって、あっという間に夜を迎えてしまった。


よかったら晩ごはんも食べていってと言われたので、ご馳走になることに。


先輩のお父さんは今日はあいにく出張で家に帰って来ないらしい。



会ってみたかったなぁ、暁生先輩のお父さん。


きっとめちゃくちゃかっこいいに違いない。


それにどんな人なのかも気になったり。


暁生先輩、お母さんにはあんまり性格は似てないからお父さんに似てるのかな。


だとしたら、お父さんもこんな感じの自由気ままなタイプの人だったり?



「あっ、そうだ〜!せっかくだから、今日ここに泊まっていかない?」


「え?」


ボケッとそんなことを考えていたら、暁生先輩のお母さんから突然の提案。



「ほら、もう夜も遅いし。明日も日曜日で学校お休みだからいいじゃない〜!」