お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




「ひぇ……っ、先輩……っ」


やだやだ、いきなりすぎて暁生先輩のお母さんの前で変な声出ちゃったし……!



「ふふっ、若いっていいわね」


そんなわたしたちの様子を見て、クスクス笑ってる暁生先輩のお母さん。



自由すぎる暁生先輩のことだから、我慢とかできなくなってお母さんの前でフツーにいつもみたいにされたらどうしよう…!



「暁生ってば、杞羽ちゃんにすっかり懐いちゃってるのね〜。昔から他人にまったく興味がなくて、彼女なんて紹介してくれたことなかったから」


「え、暁生先輩って彼女いたことない……んですか?」



てっきり元カノなんて5人以上はいると勝手に思ってたし。



「……彼女なんて別に必要なかったし。ってか、欲しくなかった」


ほ、ほんとに?
だってだって、先輩いろいろ慣れてるくせに。


そーゆーこと、過去にいろんな女の人としてきたから慣れてるんじゃないのって思っちゃう。