お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。




あぁ、とっても危険。
瞳も笑い方も、ぜんぶが危ない。


何されるかわかんないのに、なぜか嫌だって言葉が出てこないし逃げ出したいとも思えない。



「……そーだ。せっかくだから着替える?」

「え、……な、なんで」


「寝てる間に汗かいたんじゃない?」

「え……あっ、えっと……」


突然の提案になんて答えたらいいか思考が停止寸前。

なのに、暁生先輩の指先は構わずわたしの首筋あたりに触れてくる。



そのまま下に降りて、部屋着のボタンが上から順番に外されていく。



「ま、待って……ください。ボタン……外しちゃダメ、です……っ」


なんだろう、熱のせいで頭がボーッとするし、いつも以上に身体に力も入らない。



「……着替えたほーがいいでしょ?」

「やっ、だから……」


「抵抗するなら優しくしてあげない」

「っ、」


おかしい……。
なんか先輩のせいで余計に熱が上がってる。