「呼雨!!早く行くよ!?」


「うん!」


あたしたちはサッカー部の試合があるグラウンドに急いでいた。


今日はどっちが勝つのか…


それであたしはいったいどうなるんだろう…


それを考えていたら、昨日は寝ることが出来なかった。


そこに…


「呼雨!!」


え??


あたしの後ろの方から…


「さ、佐野君???」