大嫌いなキミと秘密の関係




───そのとき。


あいつのすぐ後ろにある小さな窓が一瞬ピカッと光った。


数秒遅れてゴロゴロゴロと音が鳴る。




「…っ、」


かみなりっ…!


音が鳴ったタイミングと大きさからそんなに近くはないことはわかったけど、それでも怖くてギュッと目を瞑る。




ーーーゴロゴロゴロッ


ーーーゴロゴロゴロッ


立て続けに二度、先ほどよりも大きい音。




「…!いやっ、やめてっ…!」


思わずその場にしゃがみ込んで耳を塞ぐ。


怖い怖い怖いっ……怖い、の……。




さっきとは別の意味で心がどんどん乱れていく。


さっきまであいつのことでいっぱいだった頭の中は一瞬でかみなりのことに切りかわった。