大嫌いなキミと秘密の関係


わたしはいつものようにリビングに持ってきていたスクールバックに二つのお弁当をつめ込んで大急ぎで朝ごはんを食べた。




ーーピンポーン


いつもの時間ぴったりに家のインターホンが鳴る。


もちろん確認するまでもなく沙莉だ。




ーーガチャ


「おはよう、沙莉」


「…ん、おはよ。…今日は久しぶりに眠そう
じゃないのね。もしかして、あれ、進んだの?」


「…あっ」


わ、忘れてたーっ!


土曜日に柊にぃとお出かけしたことで息抜きになったのはよかったけれど、実を言えばあれからほとんど進んでいない。




「……その反応は忘れてたってことね」

「あ…あははは…」


図星すぎて言い返す言葉がない。


「まあ最終的には締め切りに間に合えば問題ないんだろうし、里桜だったら意地でも終わらせるってこと知ってるからその辺の心配はしてないけど」