大嫌いなキミと秘密の関係


すると、やつは眉間にシワを寄せたままため息をついて、一言こう言い放った。




「……やっぱお前、バカ」




……はあ?

今、こいつ、わたしのことバカって言った…?


言ったよね…!?




「わたしはバカじゃないもんっ!バカはあんたでしょうがっ!自分のお昼は自分で持ってくるなり買うなりするのが当たり前なのっ」




今日は沙莉ママのご好意に甘えているわけだけど、わたしだって普段はちゃんと自分で作ってる。


食堂は人がいっぱいいるからできれば行きたくない。




「あ?んなの、俺だってわかってるわ。いいか、俺が言いたいのはそうじゃねぇ。俺は、お前の弁当が食べてぇの。わかったか?」




「……え、」


わ、わたしのお弁当が食べたい……?


一瞬わたしの耳がおかしくなったのかと思ってポカンとやつを見つめる。