大嫌いなキミと秘密の関係


わたしは昨日みたいに寝坊しない限りはいつも自分でお弁当を作るようにしてる。


でも、時間がなくてあんまり凝ったものとかは作らないから、沙莉ママのタコさんウインナーは貴重っ。


さっそく食べようと箸で掴んだ……


はず、だった。




「…えっ…ちょ、ちょっと…!わたしのタコさんウインナー!!」


「んー、美味い」


「でしょ……って、ちがーうっ!!なに勝手にわたしのタコさんウインナー食べてるの……!?」




───そう。


わたしが食べようとしていたタコさんウインナーを、やつはヒョイと後ろから横取りしたのだ。




「俺を無視して一人で食べようとしたお前が悪い」


「は!?そ、そんなこと言ったら、わたしをからかったあんたが悪いんじゃん……っ」