「クククッ…普段ツンツンしてて意地っ張りなくせに、そうやってすぐ赤くなるとこ、かわいーじゃん」
「…!?う、うるさーーいっ!!そんなこと言う人にはお弁当あげないしっ」
わたしはフンッとやつから思いっきり顔を背ける。
交換条件で形だけだとはいえ、やっぱりこいつの彼女なんて嫌だ…!
「ふっ。照れてるの?かわいーね」
「……」
もう無視だ、無視。
かわいいなんて言葉だって絶対、本心じゃなくてからかってるだけだもん。
わたしはやつに背を向けて資料室の隅っこでいそいそとお弁当を広げる。
今日は、久しぶりの沙莉ママのお弁当。
昨日は沙莉の家に泊まったから、沙莉ママが作ってくれたんだ。
…あっ!
タコさんウインナー発見…!!
わあぁぁ〜…美味しそう……。



