しかも、声もいい感じに低くて、そういうのに疎いわたしでもそこそこモテるだろうなということは容易に想像できた。
そんな彼に実花ちゃんはあっという間に心を持っていかれたみたいで、さっきから興奮しっぱなしってわけなんです…
しかも、わたしほどではないけど普段男子とあまり関わらない葵ちゃんでさえも少し頬を染めてかっこよかった、なんて言っちゃって。
「っていうか、なんで沙莉と里桜はそんなに平然としてんの!?」
「別に、興味ないもの」
先に運ばれてきた紅茶を優雅に飲みながらサラッと答える沙莉。
…まあ、そうだよねー。
沙莉はそういうことに興味ないし、騒いだりもしないもんね…
「…そういえばそうだったね。じゃ、里桜は?まあ里桜もあんまり興味なさそうだけど…」



