そのまま部室に向かって、まだ残ってた同級生に冷やかされながら、部室の鍵を閉めた。
「じゃ俺帰るわ。じゃな。」
「おう!じゃなー康登!」
冷やかされたあたりから真っ赤になってる三月。
「顔真っ赤。熱でもあんの?」
熱なんてないの知ってるけど、わざとらしく言うと、ペシっと腕を叩かれた。
「野球部の腕殴るなよ」
「右じゃないじゃん。」
まぁそうだけどさ。
それより気になった。
「急になんで手繋いだの?」
「!........ちょっとだけ、カップルっぽいこと学校でしたかったから。」
「手繋ぐぐらいいつだってしてやるよ」
「朝いつも離すじゃん、、」
「恥ずかしいんだよ。
これからは頑張ります。」
そう言うの苦手なの知ってるだろ。
「楽しみにしてるね」
その笑顔にまた俺は負けてしまうんだ。
[康登Fin]
