『なんで?1人でそんなにやろうとするの?たまには誰かを頼りなよ』
私は少しドキッとした。
『でも、私…1人だから…。頼れる人いないし』
友達もいないし家族もいない。
そんな私が誰かを頼れるわけがない。
幼なじみはいるけど、あの人にはそんなの言えないから…。
そう思っていた。
『じゃあ、私に任せて!』
『えっ?』
『なんとか、するからさ!』
彼女の言葉に私は嬉しかった。
なんとかって…どういう風に…。


「えー、ってことはうちらが掃除を手伝わせたって言いたいのー?」
あの人たちはそんな風に自分たちの罪を認めなかった。