龍樹と付き合うことになった日。



龍樹が、愛斗にメッセージを送るって言ってた。




私も美里に送ろうかなと思ったけど、龍樹と付き合えて嬉しすぎたっていうのと、明日学校で直接言いたいなっていうので、送らなかった。



早く明日になって欲しいな!




そして、美里に話すんだ。




美里のことだからきっと、笑顔でおめでとうって言ってくれる。




だから、同じくらいの笑顔でありがとうって言って、早く彼氏作りなよって、いつものようにいじってやるんだ。




私は、わくわくしながら布団に入った。





この時の私は、自分の気持ちしか見えてなくて、美里の想いに何も気づいていなかったんだ。