次の日。
迎えに来てくれた龍樹と一緒に、手を繋いで学校へ向かった。
嬉しくて嬉しくて、すっごくニコニコしながら教室に入った。
リュックを自分の机に置いて、龍樹の机の所へ行く。
少し話をしていると、美里が入ってきた。
リュックを机に置いたのを見て、「美里!!」と声をかけた。
くるりと振り返った美里に私は、龍樹と付き合うことになったと言った。
すぐに、おめでとうって言われると思った。
実際、言われた。
でも、笑顔じゃなかった。
泣きたいのを堪えて、無理矢理作り出したような、そんな笑顔だったんだ。
その笑顔の意味がわからなくて、でも何かあったんだって思った。
だから、大丈夫って聞いたけど、上の空って感じで、あんまり返事が来なくて。
不安になっている所に、愛斗が来た。
愛斗に龍樹が、私と付き合ってることを言うと、目の奥を大きくして、美里を見た。
迎えに来てくれた龍樹と一緒に、手を繋いで学校へ向かった。
嬉しくて嬉しくて、すっごくニコニコしながら教室に入った。
リュックを自分の机に置いて、龍樹の机の所へ行く。
少し話をしていると、美里が入ってきた。
リュックを机に置いたのを見て、「美里!!」と声をかけた。
くるりと振り返った美里に私は、龍樹と付き合うことになったと言った。
すぐに、おめでとうって言われると思った。
実際、言われた。
でも、笑顔じゃなかった。
泣きたいのを堪えて、無理矢理作り出したような、そんな笑顔だったんだ。
その笑顔の意味がわからなくて、でも何かあったんだって思った。
だから、大丈夫って聞いたけど、上の空って感じで、あんまり返事が来なくて。
不安になっている所に、愛斗が来た。
愛斗に龍樹が、私と付き合ってることを言うと、目の奥を大きくして、美里を見た。