「まだ起きないのか?」 もう8時だと言うのに まだベッドから起きない あたしの顔をじーっと 見つめながら、既に制服に 身を包んだ種芽が問掛けた。 『…ん。眠くて…』 素っ気無い言葉を返すと 種芽は何か閃いたかの ように、 「あ。」 と言った。