化粧をしてもなかなかうまくいかない。

この服でいいかな?

なんで髪型こうなっちゃうんだろう。。




6時をすぎていた。

柊さんとの待ち合わせ場所に向かった。

待ち合わせ時間に間に合わなくて、

柊さんに遅れるって連絡をした。














柊さんがキスをしてきた。


そのまま体を重ねた。





だけどいつもと違った。






いつもなら抱きしめてくるのに。

いつもなら腕枕しながら

話をしてくるのに。





いつもなら愛おしそうにみてくるのに。








とても冷たく感じた。






柊さんが

ニコニコしながら





あのさ、


といいながら耳元で話す。







ききとれなくて、またききかえす。







「めいわく」






「え?」





「え、迷惑だったの?」





「うん」






「なんではやくいってくれなかったの?」




「こういうことって言いにくいじゃん」









「、、そうだね」


泣きながら違うことをしてごまかそうとした。

心の中が

どうしてであふれてた。