「これはなんですか?」
「彼女の夢だったガンの特効薬です。彼女は私の話を聞いてから現場で働くことをやめ、薬の研究を始めました。彼女が救えなかった祖母のため、私たちを助けてくれたあなたのためです。ぜひ使ってください」
老人は彼の手を握った。
「あなたは幸せになるべき人だ。人の幸せを願い行動できる人だ。今まで報われなかった分幸せになってください」
「いや、でも俺は……。自分の幸せのためにやっていたので感謝される筋合いはないです……」
「自分が受け取れたはずの幸せを受け取っている人を見て、それを支えられる。それは立派なことですよ。
「でもさ……。でも…」
「これは私のためでもあるんです。あなたは十分頑張った。これからは自分のために生きてください」
彼は何も言い返せなかった。
老人は公園に入ってくる人影を見るとどこかに消えた。
「彼女の夢だったガンの特効薬です。彼女は私の話を聞いてから現場で働くことをやめ、薬の研究を始めました。彼女が救えなかった祖母のため、私たちを助けてくれたあなたのためです。ぜひ使ってください」
老人は彼の手を握った。
「あなたは幸せになるべき人だ。人の幸せを願い行動できる人だ。今まで報われなかった分幸せになってください」
「いや、でも俺は……。自分の幸せのためにやっていたので感謝される筋合いはないです……」
「自分が受け取れたはずの幸せを受け取っている人を見て、それを支えられる。それは立派なことですよ。
「でもさ……。でも…」
「これは私のためでもあるんです。あなたは十分頑張った。これからは自分のために生きてください」
彼は何も言い返せなかった。
老人は公園に入ってくる人影を見るとどこかに消えた。

