私が起き上がった途端だった。 ーーーー「イテッ」ーーーー 隣から男の子の声がした。 「ごめん…ねええええええええ!?」 その男の子は同い年くらいで、 左手に手錠をしていた。 すると男の子は言った。 「ごめん。僕…って、君も手錠 付けてるの?」 その男の子はとても優しそうな顔をしていた。