プルルルルルルルッ




スマホが鳴る。



…多分、大和か綾人だろう。



ピッ



亜蓮「もしもし?」


綾人『…柚香は?』


綾人か。



亜蓮「今寝た。ユズも出てこなかった。ちゃんと泣いてくれたし。」


綾人『…泣いたの?…良かったな、とりあえず忠告と釘は指したけど…』


忠告ってのは情報の事だろう。

今回の事がどこからか漏れれば、時田に伝わりかねない。


亜蓮「あぁ、とりあえず…明日…」


綾人『いや、明後日にしよう、2人でゆっくりしなよ、柚も少し休んでもらった方がいい。』


亜蓮「さんきゅ。」


いい仲間持ったな。


綾人『あぁ、俺はウイルスチェックするし、大和は柚香嵌めようとした奴らにお仕置きするってさ。』


亜蓮「ん、了解、じゃあな。」


綾人『ん。』



ピッ








もう少しで…全て終わる。