『ちょうど東の空に昇ってくるところだからさ、綺麗な下弦の月が』
ぶ。
上坂の口からそんな言葉が出るのが意外で、思わず吹き出してしまった。
「あんたって、そんな人だったの?」
夜中にわざわざ月が綺麗だと電話をかけてくるような。
言いながら、私はカーテンをあけて空を見上げる。今夜は蒸し暑く、エアコンのない私の部屋の窓は開けっぱなしだった。網戸を開けて少し身を乗り出すと、半分の形になった月が東の空に浮いていた。
「ホント。綺麗な月」
なんとなく、今日は素直な気持ちでそんな言葉が出た。
昨日、さんざん冴子ののろけを聞いたからかな。普段色気とは関係なく生きている私も、夜中に彼氏(仮)から月が綺麗だなんて電話をもらったら、なんだか少しだけ、気分がピンク色になる。
ぶ。
上坂の口からそんな言葉が出るのが意外で、思わず吹き出してしまった。
「あんたって、そんな人だったの?」
夜中にわざわざ月が綺麗だと電話をかけてくるような。
言いながら、私はカーテンをあけて空を見上げる。今夜は蒸し暑く、エアコンのない私の部屋の窓は開けっぱなしだった。網戸を開けて少し身を乗り出すと、半分の形になった月が東の空に浮いていた。
「ホント。綺麗な月」
なんとなく、今日は素直な気持ちでそんな言葉が出た。
昨日、さんざん冴子ののろけを聞いたからかな。普段色気とは関係なく生きている私も、夜中に彼氏(仮)から月が綺麗だなんて電話をもらったら、なんだか少しだけ、気分がピンク色になる。



