この間、物理のノートをびりびりにされた時の方が、ダメージは大きかった。四月からの授業がすべてぱーになっちゃったんだもの。幸い、冴子にノートを借りてもう一度作りなおしたら、内容がばっちりと頭に入って結果オーライだったけど。教科書や筆記用具が隠されるなんて、最近はしょっちゅう。たいていはどっかから見つかるから、それほど気にしてはいない。どうせあと少しだし。
できるだけ中の水を払って靴に足を突っ込んだけど、ぐちゃりとした感触が気持ち悪い。歩くと後ろに水の跡が残るあたり……カタツムリか、私は。
「今日は帰ろうか?」
今日は久しぶりに一人で帰ることになったので、いろいろ話したいこともあるし、冴子と駅前でお茶することにしたのだ。
「ううん、行く。こんなことで私の予定を変えるのもむかつくから」
できるだけ中の水を払って靴に足を突っ込んだけど、ぐちゃりとした感触が気持ち悪い。歩くと後ろに水の跡が残るあたり……カタツムリか、私は。
「今日は帰ろうか?」
今日は久しぶりに一人で帰ることになったので、いろいろ話したいこともあるし、冴子と駅前でお茶することにしたのだ。
「ううん、行く。こんなことで私の予定を変えるのもむかつくから」



