「うん。ちゃんと、目標が定まったせいかな。前からカッコよかったけど、今の上坂は地に足がついている感じで、すごく、素敵。やっぱり上坂……って……」
私の言葉を聞いていた上坂の目が、丸くなっていることに気づいて、口をつぐんだ。自分の言葉がようやく頭の中に入ってきて、頬が瞬時に熱くなる。
うわ、またやっちゃった私?! どうしてもうちょっと考えて発言しないのよ! 上坂のことになると……こんなのいつもの私じゃない。
「私……帰る、またね!」
私はあわてて身体をひるがえした。ドアノブを掴んだ瞬間、その手を上からノブこと握られる。上坂のもう片方の手が、私の身体に巻きついて……気がつけば私は、後ろから上坂に抱きしめられていた。
心臓……口から飛び出しそう。
上坂は、その姿勢のまま、何も言わなかった。
私の言葉を聞いていた上坂の目が、丸くなっていることに気づいて、口をつぐんだ。自分の言葉がようやく頭の中に入ってきて、頬が瞬時に熱くなる。
うわ、またやっちゃった私?! どうしてもうちょっと考えて発言しないのよ! 上坂のことになると……こんなのいつもの私じゃない。
「私……帰る、またね!」
私はあわてて身体をひるがえした。ドアノブを掴んだ瞬間、その手を上からノブこと握られる。上坂のもう片方の手が、私の身体に巻きついて……気がつけば私は、後ろから上坂に抱きしめられていた。
心臓……口から飛び出しそう。
上坂は、その姿勢のまま、何も言わなかった。



