「それが、家出の原因だったのね」
「逃げ出したみたいで、カッコ悪いなあ、俺……」
上坂は、また頭を抱え込んだ。
「なんで? ちゃんとお父様にやりたいこと言えたんだもの。全然カッコ悪くない……むしろ、カッコいいと思うよ? 松井さんも、二人には頭を冷やす時間が必要だって言ってた」
「でも、何の問題も解決はしてない」
「そりゃ、いきなり今まで信じてたものを覆すんだもの、ご両親だってびっくりするでしょ? そもそも、メイクアップアーティストって何する仕事なのか、私だってわからないくらいだし。でも、上坂が本気でやりたいなら、ご両親が納得してくれるように、もう一度ちゃんと、話してみなよ」
「逃げ出したみたいで、カッコ悪いなあ、俺……」
上坂は、また頭を抱え込んだ。
「なんで? ちゃんとお父様にやりたいこと言えたんだもの。全然カッコ悪くない……むしろ、カッコいいと思うよ? 松井さんも、二人には頭を冷やす時間が必要だって言ってた」
「でも、何の問題も解決はしてない」
「そりゃ、いきなり今まで信じてたものを覆すんだもの、ご両親だってびっくりするでしょ? そもそも、メイクアップアーティストって何する仕事なのか、私だってわからないくらいだし。でも、上坂が本気でやりたいなら、ご両親が納得してくれるように、もう一度ちゃんと、話してみなよ」



