「生きてたのね」
「あたりまえじゃん。なんか下から美希の声が聞こえてさ、美希不足でついに幻聴まで聞こえてきたのかと思った」
「何言ってんの。一週間も連絡なしで」
「いや、俺スマホが……っていうか、それ……」
上坂は、私が手にしていたスマホを指さす。
「あ、これ。松井さんから預かってきた。新しいのだって」
「松井さん……」
上坂が、一瞬顔をしかめた後、私の手を掴んで階段を昇り始めた。
「ちょ……上坂?!」
「千絵さん、一番使わせてもらうよ」
「いいけど……あんたの言ってた彼女って、その子?」
「そう! あと、俺三十分……一時間休憩ね!」
「声は漏らさないようにね」
「しねーよ!」
優雅に笑うその女性を後にして、私たちは二階へ上がっていった。
☆
「あたりまえじゃん。なんか下から美希の声が聞こえてさ、美希不足でついに幻聴まで聞こえてきたのかと思った」
「何言ってんの。一週間も連絡なしで」
「いや、俺スマホが……っていうか、それ……」
上坂は、私が手にしていたスマホを指さす。
「あ、これ。松井さんから預かってきた。新しいのだって」
「松井さん……」
上坂が、一瞬顔をしかめた後、私の手を掴んで階段を昇り始めた。
「ちょ……上坂?!」
「千絵さん、一番使わせてもらうよ」
「いいけど……あんたの言ってた彼女って、その子?」
「そう! あと、俺三十分……一時間休憩ね!」
「声は漏らさないようにね」
「しねーよ!」
優雅に笑うその女性を後にして、私たちは二階へ上がっていった。
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