「今日の試験の解答と問題の傾向について、ぜひ君と議論をしたいんだけど」
「……」
それは、少し心惹かれるお誘いだった。さっきの数2の問いで、一つだけ気になる問題があったし。
でも。
「それに、蓮の話、聞きたくない?」
「上坂の?」
「俺、結構蓮とはつきあい長いんだ。家同士のつきあいがあってね。いわゆる、幼なじみってやつ。彼女なら知ってるだろ? あいつの家の事。だからあいつ、高校入るまでは俺と同じで、一応優等生で通ってた。その分、裏では……そんな話、聞きたくない?」
「すごく、興味あります」
「なら……」
「でも、それはあなたから聞くべき話ではありません」
私が言うと、岡崎さんは軽く目を見開いた。
「……」
それは、少し心惹かれるお誘いだった。さっきの数2の問いで、一つだけ気になる問題があったし。
でも。
「それに、蓮の話、聞きたくない?」
「上坂の?」
「俺、結構蓮とはつきあい長いんだ。家同士のつきあいがあってね。いわゆる、幼なじみってやつ。彼女なら知ってるだろ? あいつの家の事。だからあいつ、高校入るまでは俺と同じで、一応優等生で通ってた。その分、裏では……そんな話、聞きたくない?」
「すごく、興味あります」
「なら……」
「でも、それはあなたから聞くべき話ではありません」
私が言うと、岡崎さんは軽く目を見開いた。



