☆
「何、着て行こうかな……」
週末、金曜日。授業の合間の休み時間に、私はぼーっと窓から外を見ていた。無意識のうちに口に出していたらしく、それと耳ざとく聞きつけた冴子が反応する。
「もしかして、明日のデートの服?」
「デートって……デートだけど……」
それを認めるのはなんか悔しい気がするし、そのために服装を考えていたなんて知られるのは、もっと悔しい。
「珍しいわね。美希が服装のことで悩むなんて」
「そう?」
「少なくとも、私と遊びに行くときにスカートはいてきたことはないわね。いい傾向よ」
「別に、スカートはいてくって決めたわけじゃないけど……」
「はいてけ、はいてけ。その細い脚、若いうちに見せておけ」
「冴子、発言が親父っぽい」
笑いながら視線を戻すと、校庭に次の時間が体育らしいクラスがわらわらと出てきた。
「あ」
「何、着て行こうかな……」
週末、金曜日。授業の合間の休み時間に、私はぼーっと窓から外を見ていた。無意識のうちに口に出していたらしく、それと耳ざとく聞きつけた冴子が反応する。
「もしかして、明日のデートの服?」
「デートって……デートだけど……」
それを認めるのはなんか悔しい気がするし、そのために服装を考えていたなんて知られるのは、もっと悔しい。
「珍しいわね。美希が服装のことで悩むなんて」
「そう?」
「少なくとも、私と遊びに行くときにスカートはいてきたことはないわね。いい傾向よ」
「別に、スカートはいてくって決めたわけじゃないけど……」
「はいてけ、はいてけ。その細い脚、若いうちに見せておけ」
「冴子、発言が親父っぽい」
笑いながら視線を戻すと、校庭に次の時間が体育らしいクラスがわらわらと出てきた。
「あ」



