楽しかったことばかりではなく、辛かったことももちろんありました。困ったこと、どうすればいいかわからなかったこともたくさんありました。

しかし、どれだけ大変な世界に触れていても、あの日私は悲しみを感じ、涙を流したのです。

福祉のクラスメートの中には、「実習なんて嫌だ」と言っている人もいました。別れが悲しくないと言う人もいます。

それでも、私はあの日々が楽しくて、悲しくて、今でもこの胸にある気持ちをうまく表現することができません。

巡り合えた奇跡、集えた奇跡を強く感じた日々でした。そして、その奇跡の日々は今でもこの胸の中で煌めいているのです。