私は仕事場へのお礼状を書き終え、大きく息を吐きました。

心にあるのは、今でも愛しい思い出の数々。寂しさを感じて泣きたくなる日もありますが、あの学んだ日々はとても素晴らしい時間だったと思いました。

私にとっての幸せは、誰かの役に立てることなのだとわかりました。だからこそ学んだことを活かしたいと思い、病院へ看護補助員として就職することを決めました。

病院は、多くの人が出入りしています。施設よりもたくさんの出会いと別れがあるのでしょう。でも、その出会いを大切にしていきたいです。

人との出会いは、自分にとってプラスになるとよくわかりました。別れがやってくることは悲しいことです。しかし、その時感じた悲しみはそれだけその人のことを想っていた証です。

あの場所で出会ってくれた職員さん、利用者さんに伝えたいことはたった一つです。

こんな私と出会ってくれて、勉強させていただいて、ありがとうございました。