白い便箋を太陽に翳してみれば・・

流星・・今あたし、すごく幸せなんだ。
ありがとう・・流星。


それから朝がきた。
あたし達は、午前10時発の新幹線の乗る予定。
お母さんの作った朝ご飯を食べてから、家を出る。
朝ご飯も流星は、美味しいって言ってお母さんの作ったご飯を食べてくれた。

「じゃー二人とも気をつけてね」
「昨日はありがとう。またね、お母さん。お父さんにも伝えておいてね」
「ありがとうございました」

そして、あたし達は家を出た。
10時発の新幹線が来て、あたし達はそれに乗り込んだ。

「花恵のお父さんとお母さん、すげー良い人達だな」
「ありがとう」

いつもよりも新幹線の中は空いていて、あたし達は東京に着くまでそのまま眠った。