「麗音じゃんおはよ〜」 















なんて声が聞こえた






振り返ってみると、そこにいたのはゆ〜ちゃん
に続く、私の大親友 影山  黒葉(かげやま  くろは)くん






くろはくんは、ご近所さんで小さい頃からの幼馴染






かっこよくて女の子にモテモテなんだ






お母さんが死んじゃったときも、いつも私を励ましてくれた






そんなことよりゆ〜ちゃん!!






「黒葉くん、ゆ〜ちゃん知らない?」






黒葉くんは知っていたようで






「百合愛ならクラス表見に行ったぞ」






そ~だったんだ
ゆ〜ちゃんも言ってくれればいいのに






「ありがとう。一緒のクラスになれるといいね