5月。高校に入学して1ヶ月がたとうとしている。
第1志望の国立には落ちてしまったが、滑り止めで受けていた公立高校には合格。
今は家から徒歩から20分の高校に通っている。
一応進学校だし公立高校とはいえ校則は厳しい。第1ボタンはしめないとダメ。スカートは膝うえ3センチまで。髪染め禁止。
頭のいい学校ほど校則が緩いという法則はこの学校にはないみたい。そもそもこの法則は誰が決めたのだろうか、、、。
朝の準備は中学の時と変わらない。お母さんを起こして、朝ごはんとお弁当を作って身支度を整え家を出る。
お母さんとの二人暮しだから料理担当は私。普通の女子高校生としてみたら偉いのかもしれないけれども私にとっては普通。
腰まである長いくるくるとした癖のある黒髪を黄色とオレンジのシュシュポニーテールにする。こうすれば明るく見えるから、という理由で小学校の時から変わらない。
「…お母さん、起きて。」
私の身支度が整ったのでお母さんを起こす。
私が高校に通えるように夜遅くまでお母さんは働いてくれている。なるべく寝かせてあげたいから私が家を出るギリギリにいつも起こす。
「…雪菜おはよう。いつもありがとう。学校気をつけて行ってらっしゃい。」
「うん。お母さんもちゃんとご飯食べてね。行ってきます。」
こうして家を出る。
ドアを開け玄関から出ると私の友達、『下島 舞』が待っている。
第1志望の国立には落ちてしまったが、滑り止めで受けていた公立高校には合格。
今は家から徒歩から20分の高校に通っている。
一応進学校だし公立高校とはいえ校則は厳しい。第1ボタンはしめないとダメ。スカートは膝うえ3センチまで。髪染め禁止。
頭のいい学校ほど校則が緩いという法則はこの学校にはないみたい。そもそもこの法則は誰が決めたのだろうか、、、。
朝の準備は中学の時と変わらない。お母さんを起こして、朝ごはんとお弁当を作って身支度を整え家を出る。
お母さんとの二人暮しだから料理担当は私。普通の女子高校生としてみたら偉いのかもしれないけれども私にとっては普通。
腰まである長いくるくるとした癖のある黒髪を黄色とオレンジのシュシュポニーテールにする。こうすれば明るく見えるから、という理由で小学校の時から変わらない。
「…お母さん、起きて。」
私の身支度が整ったのでお母さんを起こす。
私が高校に通えるように夜遅くまでお母さんは働いてくれている。なるべく寝かせてあげたいから私が家を出るギリギリにいつも起こす。
「…雪菜おはよう。いつもありがとう。学校気をつけて行ってらっしゃい。」
「うん。お母さんもちゃんとご飯食べてね。行ってきます。」
こうして家を出る。
ドアを開け玄関から出ると私の友達、『下島 舞』が待っている。
