結衣は僕の方を見ることも無く、カバンごと椅子の端に寄った。
いつ気づくのかが面白くなりしばらく観察していたが、スマホを見ている結衣はきっと気づかない。そう思うと可笑しくなり声をかけた。
「クックック。結ー衣。いつ気づくの?」
「えっ⁈ゆうちゃん!なんで?」
「ちょっとね。学部の方に用事があって。その帰りにフラリと散歩。結衣は?」
「友達といたんだけどね。コンビニ行くって言うから、ちょっと休憩」
ここからコンビニまで100メートルあるか、ないかの距離だ。なんだかイヤな予感がする。
いつ気づくのかが面白くなりしばらく観察していたが、スマホを見ている結衣はきっと気づかない。そう思うと可笑しくなり声をかけた。
「クックック。結ー衣。いつ気づくの?」
「えっ⁈ゆうちゃん!なんで?」
「ちょっとね。学部の方に用事があって。その帰りにフラリと散歩。結衣は?」
「友達といたんだけどね。コンビニ行くって言うから、ちょっと休憩」
ここからコンビニまで100メートルあるか、ないかの距離だ。なんだかイヤな予感がする。

