そう言っても少しふくれっ面なゆうちゃんは、なんだか可愛いし、ヤキモチを焼いてくれた事が嬉しくてわざと腕にまとわりついた。

洗濯物をクローゼットに片付けながら
「コーラ。あんまり、からかうな」
「えー。だってヤキモチ焼いてるゆうちゃん可愛いし、おもしろいのに」
冗談半分で笑って答えると、家事を全て終わらせたゆうちゃんは、チラリとこちらを見た。

「もお。今日はそんなつもりじゃなかったのに。責任とってもらうよ」