キミと歩けば

「結局その服?」
「やっぱり最初のインスピレーションって大事かなって思って」
「大丈夫!よく似合ってる」
「そう?」
「うん。さぁ行こう遅れる」
そう言ってピルケースを渡した。

「あっ、準備してくれたの?ありがとう」
「バタバタして忘れても困るからね」
少し焦り気味に家を出た。
主役の僕らが遅刻なんて話にならない。