「ゆうちゃん!!無事に卒業単位をゲットしました!」
仕事が終わり帰宅し、扉を開けば人の顔を見るなりこのセリフだ。
「えっ、あっ。おおーそれは良かった。おめでとう」
驚いてそんな返ししかできなかった。
「これで無事に卒業できる」
「そんな大袈裟なものなの?で、卒業式いつ?」
「えーだって、やりたい事はまだまだいっぱいあるんだから留年なんてできないよ。光陰矢の如し!!式はね17日だよ。ハカマ着るんだ。この前ママとお店行って、レンタル予約したんだ」
「袴かぁー。いいね。写真送っておいて。僕のコレクションに追加する」
「何?コレクション⁈」
「僕の結衣コレクション」
「…見たいような、見たくないような…」
「大丈夫。誰にも見せないから。僕だけのもの」
「えー…なんか怪しい」
「秘蔵だからね。さて、今日のご飯は何かなー」
「あぁー。話そらしたー。」
仕事が終わり帰宅し、扉を開けば人の顔を見るなりこのセリフだ。
「えっ、あっ。おおーそれは良かった。おめでとう」
驚いてそんな返ししかできなかった。
「これで無事に卒業できる」
「そんな大袈裟なものなの?で、卒業式いつ?」
「えーだって、やりたい事はまだまだいっぱいあるんだから留年なんてできないよ。光陰矢の如し!!式はね17日だよ。ハカマ着るんだ。この前ママとお店行って、レンタル予約したんだ」
「袴かぁー。いいね。写真送っておいて。僕のコレクションに追加する」
「何?コレクション⁈」
「僕の結衣コレクション」
「…見たいような、見たくないような…」
「大丈夫。誰にも見せないから。僕だけのもの」
「えー…なんか怪しい」
「秘蔵だからね。さて、今日のご飯は何かなー」
「あぁー。話そらしたー。」

