ゆうちゃんの仕事の予定なんて把握していない。
居るのか居ないのか。
分からないままドアを開けると、玄関に靴があった。
リビングのドアを開けゆうちゃんって呼ぶと
「うわっ!!びっくりしたー!!いつの間に!?」
玄関のドアが開いたことに気づかなかったのだろうか…
読んでいたであろう本に栞を挟み、机に置いた。
「来るなら来るって言ってよ。驚くから」
そう言って立ち上がった彼に、何も言わずに抱きついた。
しばらく経っても何も言わない私を、彼は同じように何も言わずに抱きしめてくれた。
居るのか居ないのか。
分からないままドアを開けると、玄関に靴があった。
リビングのドアを開けゆうちゃんって呼ぶと
「うわっ!!びっくりしたー!!いつの間に!?」
玄関のドアが開いたことに気づかなかったのだろうか…
読んでいたであろう本に栞を挟み、机に置いた。
「来るなら来るって言ってよ。驚くから」
そう言って立ち上がった彼に、何も言わずに抱きついた。
しばらく経っても何も言わない私を、彼は同じように何も言わずに抱きしめてくれた。

